哲学犬ドゥトラの言葉

哲学的な顔と何度か言われた愛犬ドゥトラと初老のパパの日記的なもの

ドゥトラの普通の生活を探る

2021/❶:Dパパ

 

初めてのドゥトラとの生活。

手探り。

最初は何もかも手探り。

本やネットで得られる知識は、ドゥトラにとっての「普通」ではない。

ドゥトラにとっての「普通」は試行錯誤の繰り返しによって作り上げたものなのかと今では思います。

 

どうやって部屋で過ごすのか?

ドゥトラを迎えるまで難しく考えていませんでした。

ドゥトラは思っていた通りのこともするけれど、それ以外のことをする方が多い。

そんな当たり前のことを改めて知らされるんです。

いったいドゥトラが何を好んで何にストレスを感じるのか?その情報を得るのが大変でした。

ドゥトラのパーソナルを知ることが「待て」「おすわり」を教えることより大変だとは思っていなかったんですね。

 

 

ドゥトラは思っていたより繊細な子でした。

はじめドゥトラは1日の大半をリビングに置いたケージで暮らしました。

その後リードをケージに固定してある程度の自由を与えてみました。

しばらくするとケージの中に置いたトイレをかじるようになり、プラスチックのケージの床をかじるようになりました。

正月に公園デビューをして外の楽しさを思い出したこともあってか、ケージを嫌うようになっていきました。

悪さをした時にケージに入れて叱ったのも良くなかったですね。

1月中旬にはフケが出て、オチンチンからは鉄臭い白い液体が出るようになり、丸いハゲを数カ所発見しました。

オチンチンからの液体は化膿していたみたいですが、フケとハゲはストレスからだったのでしょう。

 

そして春先、ついにアレです。

下痢です。

3/9:朝から下痢と嘔吐→動物病院で吐き気止めの注射→下痢止めと整腸剤を処方。

3/10:トイレは覚えていたのですが、我慢できずにリビングのそこら中にウンチをしてしまうので、パパママが一日中掃除してまわる。ちょっと血が混じっている時もありました。

3/11:前の晩からパパママが交代でリビングでウンチ番をしながら就寝。ようやくこの日になって形のあるウンチが出る。

3/12:ウンチの間隔も長くなりしっかりとした形のウンチがでる。しかし、腹が減るのか食糞をするようになる。

3/13:夜にウンチをして食糞をした様子だったので、一度トイレを水洗いしたらまた下痢になる。

3/14:ようやく下痢が止まる。

 

長い長い1週間でしたね。

ストレスだろうと動物病院では言われました。

では何がストレスの原因だったのか?

今考えるとたぶん、ケージを嫌いにさせてしまったことなんだろうと思います。

 

室内犬の下痢がこんなに大変だとは、ドゥトラと暮らすまで思いもよらないことでした。

ドゥトラの「普通」を探してあげるきっかけになった出来事でした。